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30代半ばのシングルマザーで子持ちの元ダンサー(ポーラ)と、かなり風変わりで売れない役者(エリオット)が同居することから様々なハプニングが繰り広げられる大人のラブコメディ。
ポーラ役には元宝塚男役スターでCMやドラマでも出演している紫吹淳、エリオットには俳優・ミュージシャンとしても知られる岡田浩暉が配役。
オリジナルは1977年のアメリカの映画でニューヨーク・マンハッタンが舞台。ゴールデングローブ賞作品賞ほか主要4部門を受賞しているが、ミュージカル作品としても92年のシカゴでのプレビュー、93年のブロードウェイ初演、97年にはウエストエンドで上演され、トニー賞作品賞にノミネートされている。脚本はブロードウェイを代表するニール・サイモン。
日本での舞台は17年ぶりとなるが、ミュージカル演出は初という演出家マキノノゾミが挑む。マキノは最近では、08年第15回読売演劇大賞優秀作品賞、10年第28回京都府文化賞功労賞、11年第36回菊田一夫演劇賞など数々のタイトルを手にしている。
奮闘する子持ちのシングルマザーと、夢を追い続ける中年の役者といったキャラクターたちに共感できる大人も多いはず。日々の生活を維持するのに忙し過ぎるこのふたりが、どんな信頼関係を築いていけるのか、この「グッバイ」に込められた本当の意味が最後に分かるだろう。
公演情報
2015年8/7(金)~23(日)東京国際フォーラム ホールC
http://www.good-bye-girl.com/