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ヤン・リーピンのラスト・ステージ『シャングリラ』

 『ヤン・リーピンのシャングリラ』~踊る精霊 最後の舞~

 ヤン・リーピンが踊るのは最後となる作品『シャングリラ』は2008年、 2010年の来日公演で好評を博した代表作である 。中国・雲南省の少数民族に伝わる民族歌舞を、リーピン自ら1年以上かけて雲南、四川、チベットなどを訪ね、イ族やワ族など26もの伝統的歌舞を収集・整理。ほとんどの出演者はリーピンが直々にスカウトした農村の人々からなるが、本物が持つパワーとリアリティあるステージは圧巻である。

 本公演の見どころのひとつに豪華絢爛な民族衣裳が挙げられるが、衣裳1着の制作が4、5年かかるものもあると言われ、120あまりの仮面や60以上の太鼓の数々の登場は、壮大な歴史的絵巻となるだろう。彼らの生活で実際に使われている伝統的衣裳や小道具は、さながら踊る美術館のようである。実際の衣裳・農民の起用には、「少数民族たちの貴重な伝統芸能を保存したい」というリーピンの強い使命感が根底にある。

 代表作「孔雀の舞」の爪の先一本一本までに行き届いた繊細且つ神秘的な舞はリーピンの真骨頂。これで見納めとなるリーピンの舞をしっかりと目に焼き付けたい。

 

10孔雀の精霊-945peacock(C)宮川舞子

公演情報

『ヤン・リーピンのシャングリラ』~踊る精霊 最後の舞~
2016年4/9(土)~17(日)Bunkamuraオーチャードホール
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/16_liping.html